今日は冬至です。一年で一番昼の短い日ですね。
しかも今年は冬至と新月が重なり19年に一度の「朔旦(さくたん)冬至」でもあります。
月の復活と太陽の復活が重なる日と云うことで大変めでたい日と云われています。
旧暦では冬至が暦を計算する上での起点でしたし、太陽が生まれ変わ日と思ってきたようです。
またこの日を「一陽来復」とも云います。太陽の力が一番弱った日でこの日を境に
再び力が甦って、翌日から日が長くなって行くということ。みんなが上昇運に転じる日と
思ったのかもね。
この日は北半球においては太陽の位置が一年で最も低くなり、日照時間も最も短くなります。
ちなみに東京での夏至との比較では4時間40分の差があるようです。
冬至と云えば昔から南瓜を食べて柚子湯に入って…、などと云われたものです。
日本では江戸時代頃より冬至に柚子を浮かべた湯舟に入る習慣があります、
「柚子湯に入れば風邪をひかない」と云われるように血行を促進し、体を温め、風邪予防に
効果があると思います。また果皮に含まれるクエン酸、ビタミンCは美肌効果があり、芳香に
よるリラックス効果もあります。元気に冬を越すために役立つことでしょう。
南瓜を食すについては陰(北)から陽(南)へ向かうことにあやかったのでしょうか?
南瓜にはビタミンAやカロテンが豊富なので風邪や中風(脳血管疾患)の予防に効果的で
長期保存の効く南瓜を、冬至に栄養を取るための賢人の知恵でもあったでしょうね。
我が家でも庭で収穫した柚子を入れた風呂に今から入るつもりです。
では・・・・。
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