今年も庭のみかんがなりました。このみかん、清見と云う種類です。毎年この時期に
収穫します。他の蜜柑がなくなるころですので重宝しています。(微笑)
温州ミカンと外国産トロピタオレンジを交配させたもので日本で育成・公表されました。、
品種名の「清見」は育成地の近くにある静岡市の清見寺に由来します。
交配から命名登録まで31年を要したとか。現在の主な生産地は愛媛、和歌山、
佐賀、広島県です。
ビタミンCが多く、ビタミンA,Eも含み、また食物繊維も豊富、抗酸化作用、発癌抑制作用等が
あると云われる植物センイ機能成分(βークリプトキサチン)を多く含んでいるようです。
ところで蜜柑を食べるとき白い筋をとって食べますか?取った方が美味しいと毎回とる人も
多いんじゃ~ないでしょうか、ところがそれって実はとってももったいない行動なのです。
みかんの白い筋はアルベドと云いますが栄養が豊富、袋やすじは植物繊維が豊富な上に
ビタミンPが含まれています。その量も本体より300倍も含まれているとのこと。
そのビタミンPはビタミン様物質と呼ばれるものでヘスペリジン、ルチン、エリオシトリン等の
総称です。
(1)、毛細血管を強化する。
毛細血管が減るとシミやしわが出来やすくなります。肌老化を防ぐ鍵は毛細血管を
強化することでしょうね。
(2)、コレステロール値の改善。
中性脂肪が増加すると善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを
増加させるので動脈硬化、脳血栓、心筋梗塞の原因になる。
尚、皮の部分には白い皮の部分の3倍の脂肪分解効果があるとか。
(3)、ビタミンCを守る。
温度や湿度、光や紫外線の影響を受けやすくとても壊れやすい性質を持つビタミンPは
ビタミンCを守り、安定化させる働きがある。この守られたビタミンCは血流を改善して
血圧の上昇を防ぐ。
(4)、花粉症やアトピーにも効果が。
ヘスペリジンはアレルギー反応による炎症を抑制する作用を持つ。また血管透過性を
抑制する働きによって花粉症やアトピー症状を緩和する。
日ごろ気にもしないでいましたがみかんの白い筋にはものすごい健康効果があったんですね。
調べていくうちに,ちょっとの試みも健康に寄与していくものだとあらためて思いました。
庭ではブログ主が怠けて紹介していませんが・・・、(苦笑)
花々が例年どうり咲いています。今年はエコの更新となりますがまた見てください。
今日もご訪問ありがとう。